企業CSR
岐阜、名古屋、各務原市、関市で消防点検、消防設備工事、特定建築物調査、防火設備検査、
自家発電設備負荷試験などを行っております
株式会社マルショウシステムの代表取締役 筒井 祥宏です。
近年、CSRという言葉を耳にするようになりました。ご存じの方も多いと思いますが「企業の社会的責任」の事を表します。
災害大国である日本の企業には事業継続力が求められています。震災や火災などの有事の際に被害を最小限にとどめ
従業員はじめサプライチェーンに対して責任を果たす義務があります。
弊社が提供する消防点検、建物検査は正に企業CSRの根幹です。
これは過去の震災時に実際にあった話です
2007年(平成19年)7月16日 マグニチュード6.8の地震が新潟県中越沖で発生しました。
金属加工業のA社は社屋及び機械設備の損壊で操業停止状態となり、こんなやり取りがありました。
A社 「地震の影響で製品の納入ができません」
取引先「いつ操業を再開できそうですか?」
A社 「いえ、いま業者を呼んでますが、未だ・・・」
取引先「で、いつ操業を再開できますか?」
A社 「・・・・」
取引先 「分かりました。復旧に全力を注いでください。ところで、御社にお預けしてある金型を一旦引き取らせてください」
後日、取引先担当者が金型を持って行きました。
その後、A社の建物、設備は復旧しましたが、仕事は戻って来ませんでした。
近年、CSRやBCP(事業継続計画)が注目され、国ぐるみで防災対策が行われるには訳があります。
インターネットなどの普及、グローバル化により20年前と比べものにならない程、仕事や情報のスピードが速すぎて、
どんな理由であれ一旦操業が止まると世界は待ってはくれないという事です。
「消防設備はお金を産まないから・・」という経営者の方もみえますが
「消防設備は企業と人を守ります!」と僕は断言します。
今日も読んでいただき有難うございました。