三幸製菓火災 その後
岐阜、名古屋、各務原市、関市で消防点検、消防設備工事、
特定建築物調査、防火設備検査、自家発電設備負荷試験などを行っております
株式会社マルショウシステムの代表取締役 筒井 祥宏です。
今朝の朝刊に昨年発生した三幸製菓火災の記事が掲載されていました。
民間企業での火災が1年経過しても続報されるという事に私は、今回の火災が単なる事故ではなく
何の為に、誰の為に企業が存在するのか?という社会的責任を問われていると感じています。
「製菓」という火気を取り扱つかう事業所でありながら、防火教育や消防設備の不備が
見過ごされていたという事は既に報道されていますが、そこで働く「人」よりも「利益」を優先した
経営の結果と言わざるを得ません。
私たち、消防設備業を営んでおりますと、「消防設備は利益を生まないから」と言って消防法を軽視している
企業経営者やビルオーナーが少なからずいます。この惨事を目の当たりにしても、そんなことが言えるのでしょうか?
建物を所有し、そこへ第三者を迎え入れ企業活動をしていく事への責任を改めて世の中へ問いかける事件でした。
残されたご家族の心の平穏が早く訪れますように・・