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防災の日

こんにちは、株式会社マルショウシステムの代表取締役筒井祥宏です。

弊社は岐阜市、各務原市、関市を中心に消防設備の保守点検、工事、特殊建築物調査、検査を行っています。

9月1日は防災の日ですね。

元々は関東大震災の起こった事をきっかけに常日頃から防災の意識を忘れない為に制定されました。

日本列島は災害大国とも言われ、歴史を見ても定期的に自然災害に見舞われています。

都市部で起こった内陸の地震に阪神大震災があります。被災された方もみえるかと思います。

私は平成7年1月17日の朝、街中のあちこちで燃え盛る火災をみて「えらい事になった」と

ただ茫然とテレビを見ていました。

近年は国を挙げて防災への取り組みが強化され中小企業庁では事業継続計画(BCP)の策定を義務付ける

など企業に対する防災対策が急がれています。

各自治体の消防機関も防火対象物(ビル、工場などの建物)の違反是正に力を入れています。

私たちの会社へも企業様から違反是正の改善依頼が多くなっています。

火災報知機や屋内消火栓の設置、消防用設備の定期点検が主な依頼ですが、消防設備にお金を掛ける事に対し消極的なビルオーナーや企業経営者の方も多くみえます。

「費用対効果が得られない」 「うちの会社は燃えるものなんてない」 なんて声がよく聞かれます。

本当にそうでしょうか?

私は消防設備を整備することは企業にとって有益な事だと思います。私の持論ですが

1、インターネットの普及で世界が繋がり超ハイスピードで物事が進んでいく現代において、もし御社が震災や火災に見舞われた場合、顧客はあなたの企業の商品やサービスを待ってくれるでしょうか?ほんの数日間の操業停止が企業の命取りになることも十分に考えられます。

2、「自助」「共助」「公助」という言葉と聞いたことがあると思います。「自助」自らを助け、「共助」共に助け、「公助」公的な救助、援助 です。いざ災害が発生すると食料の奪い合い、資源の奪い合い、インフラ設備の奪い合いが起きます。消防機関もその一つです。街のあちこちで火災や救急車の要請が殺到したら・・・あなたの事業所に消防車は来てくれるでしょうか?逆に考えると「自助」をしっかりと整える事によって本当に救助が必要な所へ「公助」を送る事が出来ます。この国で社会活動をするという責任ではないでしょうか?

大変偉そうな事を書きましたが、皆さんも今日を機会に防災について社内、家族内で話し合ってみてください。

最後までお読みいただき、有難うございました。

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